JR東日本小千谷発電所一般公開

　4/29に、新潟県小千谷市にあるJR東日本小千谷発電所の一般公開が行われたので行ってきました。

　山本山調整池の脇から会場を見下ろす。今年公開されたのは真ん中に映っている第二発電所の方です。
　10:30頃現地に着きましたが、駐車場はほぼ満車でした。

　駐車場の脇にある鉄構。どうやら上越線の一部にもここから供給しているらしく、そのための変圧設備です。（奥に変圧器があります）

　こちらは小千谷発電所。発電を終えた水が勢いよく流れています。
　送電電圧は154kVで、千手発電所を経由して主に首都圏の在来線へ向けて供給される。

　こちらは小千谷第二発電所。送電電圧は275kV、東電の中東京幹線に接続され、主に新幹線の運転電力として供給している。

　小千谷発電所の鉄構。積雪対策のため遮断機類は嵩上げされています。

　積雪防止のための傘が相別に色分けされてます。東電ではなかなか見かけません。
　ヒューマンエラー防止の観点からもいいと思います。

　また、JRでは各相がＲＳＴ表記になっています。（電力会社では通常Ｕ、Ｖ、Ｗ表記）
　屋外も十分楽しめます(笑)

　続いて第二発電所内の様子。手前が一号機、奥が二号機。

　第二はGIS設備なのでコンパクトにまとまっています。

　発電機と水車の銘板。

　水車と発電機をつなぐシャフト。写真だとよくわかりませんが唸りをあげて回転してます。

　屋外にある第二発電所の鉄構。275kVですが単導体です。

　この他、建屋内にパネル展示がありました。多いので写真は撮ってませんが、建設中や完成直後の写真など、なかなかためになる内容でした。