<15/03/28>
 ハードオフのジャンクコーナーで発掘。


 Panasonic RX-DT75、バブカセ時代の最終モデル。製造数が多かったため今でも比較的多く残っているモデル。各種設定はファンクションから入るためボタンの数が減らされている。
 売値は\2000。動作状況としては、テープはBデッキ再生OK、時たま誤動作あり、ラジオ受信・CD動作OKとのこと。
 通電前に一度分解して内部のホコリを吹き飛ばし軽く清掃、その後動作確認を行いました。


 通電後、各種ボタンの動作をチェック。全てのボタンが問題なく動作するが、時たま隣り合ったボタンが反応することあり。基板orスイッチの劣化みたいだ。
 カセットデッキの開閉は電動! DECK1,2のボタンで開閉します。

 センサーに手をかざすと自動で電源が入りコブラトップが開く「マジカルコブラトップ」も動作OK
 しかしセンサー感度が高いようで、遠くでも反応してしまう。この機能を無効にするにはリモコンが必要らしい。(今度はリモコンを探そう)


 チューナー部はAM、FMともに受信良好。背面には外部アンテナ端子がある。
 後で気付いたのだが、AMステレオに対応。(今じゃニッポン放送しか聴けないけど)


 テープ部はヘッドとキャプスタン、ピンチローラーを清掃、その後クリーニングテープを走らせ最後にヘッドの消磁を行いました。
 動作としてはA、Bデッキとも特に問題なし。最初のうちは再生中に突然止まる症状があったが、動かしているうちに消えた。
 テープセレクターも動作している様で、録音もOK。BデッキのみDOLBY NR Bに対応。
 あと、Bデッキのみ再生直後はノイズが入るが、しばらくすると消える。アースの問題か?
 テープ速度は4.8cm/sと、標準(4.75cm/s)よりやや早め。


 CD部も特に問題なし。チップはTechnics、D/AコンバータはMASH(1bit DAC)が使われている。
 ユニットはただ引っかかっているだけなので油断するとボロッと落ちます。


 スピーカはなんちゃって3WAY(左からツィーター、ウーハー、スコーカー) ウレタンエッジの割れはなく、音質も良好。


 そして本体側についてる見た目ブザーみたいなツィーターは本当に仕事をしているのか疑問である。


 背面。左端がヘッドホン。右側に並んでいるのがAUX、CDOUT、MIC端子。全てミニピン。
 その上にあるのがAM用バーアンテナ。その左上にあるのが外部アンテナ端子。
 ヘッドホン出力からの音を聞いていると、ほんの僅かにハム音が乗っている。
 なおAUXを有効にするにはリモコンが必要。

 結果・・・ジャンクと良いながら、ほぼ完動品でした。これは良いお買い物でした。
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<15/03/15>
 久々にラジカセの電源を入れてみる。


 物心ついた頃からあるこのラジカセ、Panasonic RX-DS50。製造は1989年で私とほとんど変わりません。
 Panasonicといえばコブラトップ&ダブルデッキが有名ですが、これもバブルラジカセ世代の機種です。

 高校時代はラジオの遠距離受信やテープ録音で良く使っていましたが、最近は通電すらしてませんでした。
 早速電源を入れて色々試してみます。

[カセットデッキ部]
 ・A面の再生が不可(巻き取り不良)、早送りは可能なので完全に動かない訳ではない。→分解で歯車の欠けを確認。これが原因なのかは不明。


 ・時々再生速度が不安定。→ベルトの清掃で改善


 ・録音は可能(ノーマル、ハイポジ、メタルともOK)

[CD部]


 ・パカッと開けるタイプ。
  最初は読み込まなかったが、ピックアップレンズ清掃で特に問題なく動作。

[チューナー部]


 ・左スピーカ裏に基板がある。大きなバーアンテナが目立つ。
  AM、FMともに受信は問題なし。アナログ時代はTV音声(1〜62ch)も聞けた。

[アンプ部]

 ・トーン調整(XBSLv,TONE)が不可、VRが逝ってしまったのだろう。


 ・スピーカのウレタンエッジ割れ。(経年劣化) 手で触るとボロボロ落ちます。


 今後は定期的に通電して、何とか現状維持したいですね。
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<15/03/14>
 先週末に再び長野、新潟へ行ってきました。
 前回同様長くなるのでこちらにまとめました。
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